D. ダマン・ディーウ連邦直轄領(3/31視察結果)
「地方のリゾート地区・ダマン」
■ 地域情報
GDP: 0.02% (34th) of Total GDP
面積: 112 平方キロメートル (0.00% )
人口: 243千人 (34th / 0.02%)
州都: Daman
主要言語: Gujarati

ダマン・ディーウ連邦直轄領は、ダマンとディーウという二つの離れた地域からなる直轄領である。インドの旧ポルトガル領ではゴアが有名であるが、ダマン・ディーウ連邦直轄領もまた旧ポルトガル領である。16世紀中頃からポルトガル領として木材などの積出港、貿易拠点として栄え、第二次世界大戦終結後、1947年のインドの独立を経て、1961年までポルトガル領としてとどまった。
■ 現地視察レポート(Daman)
2012年3月31日、ダマン・ディーウ連邦直轄領の首都・ダマンを視察した。
[Vapi駅からダマン]
[市街]
市街は比較的、狭い範囲におさまっているため、オートリキシャで市街を回った。

(1) & (2) 市街
市街中心に向かう道は、車が2~3車両程度が走行することができる十分な幅をもち、通りに沿って銀行、バイク整備ショップ、携帯販売店、レストラン、酒屋、日用品売り場、床屋など、様々店が軒を並べ、活気に溢れている。
市街には、ホームレスのような人々は見当たらず、男性・女性を問わず、自家用バイクで自由に移動している。決して広い街ではないが、新型の四輪車も見られた。この地域の住民には、中所得以上の裕福な人たちが少なくないことを感じた。
(3) 市街
ビーチに向かう途中の道、大きな通りの左右にホテルや比較的清潔で立派な建物が並び、ゴミの散乱が無く、車両の交通が少なく、歩みを進めるほどに開放的な空間へと変わっていく様子は、ここダマンが、リゾート地としての顔を持っている場所であることを感じさせるものであった。

(4) ビーチ
ビーチには多くの人たちが見られ、ごく少数ではあるが、外国人(欧米人)も見られた。ただし、ビーチ自体はきれいなビーチでもないため、ビーチにいる人たちは、海を眺めて、散歩を楽しむといった人が大半であるようだ。

(5) Sandy Resort
大通りを挟んで海側(左写真)は、荒涼とした大地にゴミが散乱しているが、反対側には、立派なゲートと門番がいるSandy Resortがある。この大通り沿いには、このほかにも複数のリゾート地区が存在しており、そのゲートには、やはり門番がおり、厳しく人の出入りを制限しているのが印象的だった。それぞれのリゾートは非常に広い敷地を有しており、例えば、直径100m程度の人口池があったり、その池の周りにミニ電車を走らせていたり、池に2人乗りの白鳥ボートがあったりと、近隣の環境や近隣の住民の生活と比較すると極めて異なる空間がそこにはあった。


[その他]
市街マップの赤の破線の地域はダマン地区の工業地域とのことであり、この周辺にボールペンの製造を行っている日系企業「ぺんてる」の工場があるはずなのであるが、場所を特定できずに終わってしまった。
[視察を終えて]
ダマンは、リゾート地域であるということを実感した。ダマンが現在、主要な物流や中継地の役割を担っている訳でもないにも関わらず、市街には多くのホテルが並んでいる。また、市街のすぐ近くにはダマン空港があり、空港を囲むように一周する通りには、多くのリゾート地域が存在していた。市街を走る車両には新しいモデルの車両も少なくなく、比較的裕福な人たちがいる地域との印象を受けた。
